スピリチュアル
高野山・金剛峯寺(2):福島正則が寄進した万葉仮名の鐘新着!!
高野山駅に到着後はケーブルカーとバスを乗り継ぎ、いよいよ聖地の門をくぐります。まず出迎えてくれるのは金剛力士像が立つ大門。その先には、壇上伽藍、金剛峯寺、奥の院と続く参道が2キロ以上も続き、周辺には117もの寺院が点在します。高野山全体が「一山境内地」と称され、山全体がお寺となっているのが特徴です。樹齢数百年の杉並木を進む奥之院参道は、異空間に迷い込んだような感覚を抱かせ、強いスピリチュアルな印象を与えます。
高野山・金剛峯寺(1):高野二郎と呼ばれた山岳宗教都市の大鐘新着!!
多くの日本人にとって高野詣は遠い存在で、門をくぐる時の感動は道中の苦労を忘れさせてくれます。標高約1,000メートルに位置する山岳地帯に広がる宗教都市は、1,200年もの長い歴史を持ち、多くの信仰を集めてきました。終着駅に近づくにつれ、列車の車窓からは数百年の樹齢を持つ木々が生い茂る森が広がり、日常から離れた異世界へと誘われるような神秘的な景色が見えてきます。大阪を出発する時は賑やかだった満員の車内が静寂に包まれ、乗客の期待とともに緊張感がただよい始めます。
奈良・朝護孫子寺:聖徳太子が開いた阪神タイガースの聖地!?
昨シーズンは日本シリーズを制し38年ぶりのAREを成し遂げた阪神タイガース。ペナントレース佳境に入りアレンパが見えてきた9月、信貴山の朝護孫子寺を訪れました。聖徳太子が物部氏と戦争を繰り広げていた8歳の頃、寅年・寅月・寅日・寅刻にこの山で毘沙門天王を感じとり、その勢いで戦争に勝利したと伝えられています。
京都・笠置寺:スピリチュアルな聖域に伝わる解脱鐘(重要文化財)
関西本線の笠置駅からハイキングコースを登ると山頂付近に山門が現れます。笠置寺がある南山城エリアは、古くから交通の要衝として栄え、特に平安時代から戦国時代にかけて重要な役割を果たしました。多くの城跡や古寺が点在していて、木津川が流れる美しい自然環境に恵まれています。