京都・本圀寺:水戸黄門ゆかりの開運スポット!

鎌倉時代、日蓮が鎌倉の松葉ヶ谷に創建した寺が本圀寺の起源とされています。室町時代になると、足利尊氏の姉の子である日静がお寺の住職となり、室町幕府の支援を受けて京都へ移転しました。京都の本圀寺には400年前に豊臣秀吉の姉から寄進された梵鐘が残されています。あのドラマで有名な水戸黄門は、梵鐘に刻まれた「大光山・本圀寺」にちなんで「光圀」と名乗ったと言われています。

京都市営地下鉄東西線の御陵駅から住宅街を抜け、琵琶湖第一疎水に架かる橋を渡ると開運門が見えてきます。

梵鐘しらべ

時間6時、17時
打数
前捨て鐘
実質
後捨て鐘

梵鐘ものがたり

本圀寺の梵鐘は、豊臣秀吉の姉である瑞龍院日秀(村雲御所)が寄進したもので、黄金色に輝く美しい鐘として知られています。現在も、朝6時と夕方5時に鐘の音が響き渡ります。

戦国武将・加藤清正も本圀寺の熱心な信者でした。寺の入り口にある「開運門」は、清正が寄進したものです。また、境内の奥には清正の廟があり、今も黄金色の鳥居が残されています。このように、歴史上の人物に愛され、黄金色に輝く本圀寺は、開運スポットとしても人気があります。

アクセス

住所

京都府京都市山科区御陵大岩6

お寺の鐘しらべ管理人

  • 東京在住のサラリーマン
  • 梵鐘の愛好家
  • 出張先や夜時間に梵活中

皆さんお寺で鐘を鳴らした経験があると思います。お寺の鐘、梵鐘(ぼんしょう)はとても身近な文化です。それぞれの寺や地域の歴史を反映し、豊富なバリエーションが存在します。

しかし最近では騒音問題や人手不足により、その文化は急速に失われつつあります。日々の生活や街の風景が変わる中で、鐘の音は変わらない唯一の文化遺産です。

「お寺の鐘しらべ」では、梵鐘にまつわる文化や歴史を通して、鐘の魅力を発信しています。朝活やお仕事後のひとときに楽しめるプチ旅行の参考としてもご活用いただけます。

一緒に梵鐘を巡る旅に出かけましょう!

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