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京都・大原 勝林院:善の綱と別れの鐘(重要文化財)新着!!

京都駅からバスで約1時間。終点・大原バス停から徒歩10分ほど歩くと、呂川と律川に沿った道にしば漬けの店が並び、昔ながらの風情が漂います。その先にあるのが、三千院の隣に佇む勝林院です。

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京都・百万遍知恩寺:学生街に響く朝の鐘

京都大学に隣接し、学生街として賑わう百万遍エリアの中心に建つのが浄土宗大本山・知恩寺です。実際には「百万遍」という地名は存在しませんが、この一帯をそう呼ぶようになったのは、知恩寺に由来しています。学生向けの飲食店が立ち並ぶエリアの象徴として、地元の人々から親しまれてきました。

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京都・岩船寺:仏教の聖地・南山城を歩く

この地域に点在する平安・鎌倉期の古刹や、摩崖仏などの石仏信仰の名残は今も往時の面影をとどめています。霊験あらたかな石像群を巡るハイキングコースも人気です。すでに紹介した浄瑠璃寺、笠置寺、そして今後ご紹介予定の海住山寺と並び、この岩船寺も南山城の魅力を語るうえで欠かせない一寺です。

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京都・和束町:茶畑の里に響く廃寺の鐘

京都府南部、和束町(わづかちょう)は京都最大の茶の産地です。一帯に広がる茶畑は美しい山里の風景をつくり出し、その中でも石寺(いしでら)地区は茶畑と山並みが織りなす風景が評価され、京都府景観資産の第1号に指定されています。今回は宇治茶の歴史とともに育まれてきた石寺集落に伝わる600年前の梵鐘を紹介します。

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京都・浄瑠璃寺:仏教の聖地、南山城に伝わる晩鐘

浄瑠璃寺の象徴は、西側の本堂に安置された九体の阿弥陀如来像。これらはすべて平安時代に造られたもので、建物とあわせて国宝に指定されています。同様の形式を伝えるものとしては、江戸時代に造られた東京・九品仏浄真寺の九体阿弥陀像が知られていますが、平安時代のものが完全な形で残るのは浄瑠璃寺だけです。

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京都・光明寺:蔦重が走る大河ドラマのロケ地

2025年放映中の大河ドラマ『べらぼう 蔦重栄華乃夢噺』のロケ地としても注目を集めています。第1話で物議を醸した、死んだ女郎が棄てられるシーンは、この光明寺で撮影されました。横浜流星さんと小芝風花さんの心の支えだった朝顔姉さんの死がドラマの重要な転機となります。

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京都・六角堂:聖徳太子ゆかりの地といけばな発祥の寺

六角堂には「池」があったことから、お寺の住職は「池坊(いけのぼう)」と呼ばれるようになりました。そして、池坊家はいけばな(華道)の発祥の地とされ、代々、六角堂の住職を務めながら家元を継承しています。今日でも池坊は華道の中心として広く知られています。

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京都・南禅寺:五右衛門伝説と近代遺産が彩る禅の古刹

見どころの多い南禅寺ですが、特に三門と石川五右衛門のエピソードが思い浮かぶ方は多いのではないでしょうか。歌舞伎『楼門五三桐』という演目で、石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と称えた場面が描かれています。しかし、五右衛門が生きていた時代は三門が消失していた時期にあたるためこのエピソードは創作とされています。いずれにしても、拝観料を支払えば三門の上に登って五右衛門の気分に浸ることができます。

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京都・建仁寺:祇園にたたずむ京都最古の禅寺

建仁寺は、鎌倉幕府の二代将軍・源頼家によって創建された京都で最も古い禅寺です。格式高そうな飲食店が並ぶ花見小路通りに面していて、忠臣蔵で有名な一力茶屋なんかも近くにあって京都の風情が最も感じられる人気スポットです。

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京都・本圀寺:加藤清正ゆかりの開運スポット!

鎌倉時代、日蓮が鎌倉の松葉ヶ谷に創建した寺が本圀寺の起源とされています。室町時代になると、足利尊氏の姉の子である日静がお寺の住職となり、室町幕府の支援を受けて京都へ移転しました。京都の本圀寺には400年前に豊臣秀吉の姉から寄進された梵鐘が残されています。あのドラマで有名な水戸黄門は、梵鐘に刻まれた「大光山・本圀寺」にちなんで「光圀」と名乗ったと言われています。

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