ミステリースポット
奈良・矢田寺:日本最古の地蔵信仰と京都の送り鐘
2024-10-04
矢田寺(金剛山寺)は「矢田のお地蔵さん」として広く親しまれており、奈良県の矢田山の中腹に位置しています。この寺院には、日本最古とされる延命地蔵菩薩が安置されており、地蔵信仰の中心地として栄えてきました。寺院へは大和小泉駅からバスで横山口まで行き、そこから徒歩約20分の山道を登ると到着します。
三重・大村神社:呪われた伝説の虫喰い鍾(伊賀市指定有形文化財)
2024-08-14
三重県伊賀市阿保にある大村神社は、近鉄大阪線の青山駅から徒歩20分ほどの距離にあります。古くは奈良・京都から青山峠を越えて伊勢神宮や東海道に抜ける街道の要所で、駅から神社までの道は旧街道の風情が色濃く残っています。
奈良・新薬師寺:鬼の爪痕が残るミステリースポット(重要文化財)
2024-03-01
ならまちエリアには、古都奈良をしのばせる美しい町並みが残されています。新薬師寺は奈良時代から伝わる伝統寺院であるとともに、鬼退治伝説の証拠が残るミステリースポットとして魅力的な存在です。
京都・鳴虎報恩寺:鳴ると不吉『撞かずの鐘』都市伝説(重要文化財)
2024-01-16
報恩寺には、平安京で最も古い梵鐘が現存しています。この鐘が「撞かずの鐘」と呼ばれるようになったのは、不吉な出来事が起こるという伝説が影響しています。鐘を撞くと不吉なことが起こるため、日常では使われなくなり、今では大晦日の除夜の鐘や新住職の晋山式でのみ鳴らされる特別なものとなりました。
京都・六道珍皇寺:冥界とつながるミステリースポットの『迎え鐘』
2024-01-06
六道珍皇寺は、京都市内の六原と呼ばれるエリアにある六道の辻に佇むお寺です。六道の辻というのは現世と冥界の分かれ道で、平安時代には亡くなった人々と最期の別れを惜しむ場所でした。このお寺に祀られている小野篁は朝廷の高官として活躍した人物でした。その一方で、夜間は閻魔大王のアシスタントとして働くために現世と冥界を日々往来したというミステリアスな伝説が伝わっています。