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京都・東福寺: 毎日深夜に鳴り響く伝統の『送り鐘』(重要文化財)

紅葉の名所として知られ、シーズンになると多くの人々で賑わいます。ここでは極めて珍しい打鍾の習慣がいまも続いています。深夜23時45分、鐘の響きが東福寺一帯を静かに彩ります。

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京都・鳴虎報恩寺:鳴ると不吉『撞かずの鐘』都市伝説(重要文化財)

報恩寺には、平安京で最も古い梵鐘が現存しています。この鐘が「撞かずの鐘」と呼ばれるようになったのは、不吉な出来事が起こるという伝説が影響しています。鐘を撞くと不吉なことが起こるため、日常では使われなくなり、今では大晦日の除夜の鐘や新住職の晋山式でのみ鳴らされる特別なものとなりました。

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京都・笠置寺:スピリチュアルな聖域に伝わる解脱鐘(重要文化財)

関西本線の笠置駅からハイキングコースを登ると山頂付近に山門が現れます。笠置寺がある南山城エリアは、古くから交通の要衝として栄え、特に平安時代から戦国時代にかけて重要な役割を果たしました。多くの城跡や古寺が点在していて、木津川が流れる美しい自然環境に恵まれています。

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京都・六道珍皇寺:冥界とつながるミステリースポットの『迎え鐘』

六道珍皇寺は、京都市内の六原と呼ばれるエリアにある六道の辻に佇むお寺です。六道の辻というのは現世と冥界の分かれ道で、平安時代には亡くなった人々と最期の別れを惜しむ場所でした。このお寺に祀られている小野篁は朝廷の高官として活躍した人物でした。その一方で、夜間は閻魔大王のアシスタントとして働くために現世と冥界を日々往来したというミステリアスな伝説が伝わっています。

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