国宝
奈良・當麻寺:古代の聖地に伝わる現存最古級の梵鐘(国宝)新着!!
邪馬台国の有力候補地とされる古代奈良盆地。朝日が昇る三輪山と日が沈む二上山は特別な聖地として崇められ、地域は大いに栄えていました。二上山の東麓には修験道の開祖とされる役行者(えんのぎょうじゃ)の私領があり、彼が修行した最初の地が當麻です。役行者が寄進した場所にできたお寺が當麻寺となりました。天武天皇10年(白鳳9年・681)の出来事と考えられています。
奈良・法隆寺:西院伽藍は僧侶の時計台(重要文化財)
法隆寺の境内は広大で、拝観エリアは複数に分かれています。拝観チケットは3枚綴りで、今回紹介する西院伽藍は、メインエリアと言えるでしょう。西院伽藍は飛鳥時代に建てられたもので、現存する世界最古の木造建築群とされています。法隆寺の建築物は、「法隆寺地域の仏教建造物」として、日本で初めて世界遺産に登録されました。
北鎌倉・円覚寺:年に2日だけ響き渡る弁財天堂の『洪鍾』(国宝)
円覚寺はJR横須賀線・北鎌倉駅の目の前。鎌倉幕府の執権、北条時宗が800年前に建立しました。週末に開催される座禅会は人気で、たくさんの参加者で賑わいます。広大な境内には多くの歴史的な建築物や寺宝があり、その中でも梵鐘は特別な存在です。
奈良・興福寺:世界遺産の朝を告げる古代梵鐘の響き(国宝)
興福寺は世界遺産「古都奈良の文化財」の主要な構成要素で、1300年の歴史を持つ古都奈良を代表する古刹です。近鉄奈良駅から徒歩5分ほどの立地で、たくさんのお店が並ぶ街の中心地にあるので日中は国内外の観光客でとても賑やかです。人影まばらで鹿がのんびりくつろぐ早朝の境内。5時30分ごろになるとお坊さんがお経を唱えながら境内を廻ります。朝6時の打鍾に合わせて早起きすれば、そんな光景に出会えるかもしれません。
東京・深大寺:お蕎麦と歴史が楽しめる東京名所(重要文化財)
関東の人であれば『深大寺』と聞いて思い浮かぶのはお蕎麦というひとも多いのではないでしょうか。お寺の周辺は昔から豊富な湧水を利用したお蕎麦づくりが盛んです。今でも門前町には20軒以上のお蕎麦屋さんがあり、週末は美味しいお蕎麦を目当てにたくさんの人が訪れるグルメスポットです。
奈良・東大寺:古都の夜を彩る巨大梵鐘(国宝)
東大寺の大仏殿が閉じられる17時。昼間は賑やかだったお寺に静寂が訪れます。東大寺には夜ならではの見どころがたくさんあります。その中の一つが、奈良時代から伝わる巨大な国宝梵鐘(ぼんしょう)です。毎晩20時、奈良の街は古代の響きに包まれます。