国宝

神奈川
鎌倉・建長寺:鎌倉大仏の名工が遺した“現役”の洪鐘(国宝)新着!!

建長寺は、北鎌倉駅から歩いて15分ほどの場所にあります。このエリアには、建長寺のほかにも円覚寺、浄智寺、東慶寺といった臨済宗の寺院が点在していて、禅の雰囲気が色濃く漂う地域です。この一帯は、もともと源頼朝が北条氏に与えた土地で、北鎌倉にある多くの寺院は北条氏と深いゆかりを持っています。

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奈良
奈良・當麻寺:古代の聖地に伝わる現存最古級の梵鐘(国宝)

邪馬台国の有力候補地とされる古代奈良盆地。朝日が昇る三輪山と日が沈む二上山は特別な聖地として崇められ、地域は大いに栄えていました。二上山の東麓には修験道の開祖とされる役行者(えんのぎょうじゃ)の私領があり、彼が修行した最初の地が當麻です。役行者が寄進した場所にできたお寺が當麻寺となりました。天武天皇10年(白鳳9年・681)の出来事と考えられています。

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奈良
奈良・法隆寺:西院伽藍は僧侶の時計台(重要文化財)

法隆寺の境内は広大で、拝観エリアは複数に分かれています。チケットも3枚綴りになっていて、西院伽藍、夢殿、宝物館を巡ります。その中でも世界最古の木造建築群の西院伽藍はメインエリアと言えるでしょう。法隆寺の建築物群は日本で初めて世界遺産に登録されました。

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神奈川
北鎌倉・円覚寺:使われるのは年2回。響きわたる弁財天堂の『洪鍾』(国宝)

北条時宗は18歳で幕府のトップに立ち、32歳で亡くなるまでの短い生涯を、ほぼその全期間をモンゴルおよび中国との戦争(元寇)対策に費やしました。そして元を撃退した翌年に戦没者を弔うために建立したのが円覚寺でした。時宗自身もそのわずか2年後にこの世を去り、その葬儀は円覚寺で執り行われました。

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奈良
奈良・興福寺:世界遺産の朝を告げる古代梵鐘の響き(国宝)

興福寺は世界遺産「古都奈良の文化財」の主要な構成要素で、1300年の歴史を持つ古都奈良を代表する古刹です。近鉄奈良駅から徒歩5分ほどの立地で、たくさんのお店が並ぶ街の中心地にあるので日中は国内外の観光客でとても賑やかです。人影まばらで鹿がのんびりくつろぐ早朝の境内。5時30分ごろになるとお坊さんがお経を唱えながら境内を廻ります。朝6時の打鍾に合わせて早起きすれば、そんな光景に出会えるかもしれません。

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東京
東京・深大寺:お蕎麦と歴史が楽しめる東京名所(重要文化財)

関東の人であれば『深大寺』と聞いて思い浮かぶのはお蕎麦というひとも多いのではないでしょうか。お寺の周辺は昔から豊富な湧水を利用したお蕎麦づくりが盛んです。今でも門前町には20軒以上のお蕎麦屋さんがあり、週末は美味しいお蕎麦を目当てにたくさんの人が訪れるグルメスポットです。

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奈良
奈良・東大寺:古都の夜を彩る巨大梵鐘(国宝)

東大寺の大仏殿が閉じられる17時。昼間は賑やかだったお寺に静寂が訪れます。東大寺には夜ならではの見どころがたくさんあります。その中の一つが、奈良時代から伝わる巨大な国宝梵鐘(ぼんしょう)です。毎晩20時、奈良の街は古代の響きに包まれます。

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