
梵鐘単体の評価
京都・南禅寺:伝説と近代遺産が彩る禅の古刹
見どころの多い南禅寺ですが、特に三門と石川五右衛門のエピソードが思い浮かぶ方は多いのではないでしょうか。歌舞伎『楼門五三桐』という演目で、石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と称えた場面が描かれています。しかし、五右衛門が生きていた時代は三門が消失していた時期にあたるためこのエピソードは創作とされています。いずれにしても、拝観料を支払えば三門の上に登って五右衛門の気分に浸ることができます。

お寺の中の産業遺産「南禅寺水路閣」
境内を奥へ進むと、明治21年(1888年)に造られたアーチ橋が見えてきます。琵琶湖疏水の整備計画により、南禅寺境内の水路は景観に配慮したレンガ造りとなりました。鐘楼は琵琶湖疏水の横の高台にあり、毎月1日・2日・12日・15日の朝8時になると、法要の始まりを告げる鐘の音が境内全体に響き渡ります。

梵鐘しらべ

時間 | 毎月1日・2日・12日・15日の朝8時 |
打数 | ー |
前捨て鐘 | ー |
実質 | ー |
後捨て鐘 | ー |
蹴上発電所:日本初の本格的水力発電所所

南禅寺の隣にある蹴上(けあげ)発電所は、日本最初の本格的な水力発電所です。明治時代、琵琶湖疏水の水を活用し、1890年(明治23年)に運転を開始しました。これにより、京都の近代化が大きく進み、市電(路面電車)の運行や工場の電力供給が実現しました。
蹴上発電所は、その歴史的価値が認められ、2007年(平成19年)にIEEEマイルストーンを受賞しました。これは、電気・電子技術の発展に貢献した偉大な技術や施設に与えられる国際的な賞です。
アクセス
住所
京都府京都市左京区南禅寺福地町86
ホームページ
皆さんお寺で鐘を鳴らした経験があると思います。お寺の鐘、梵鐘(ぼんしょう)はとても身近な文化です。それぞれの寺や地域の歴史を反映し、豊富なバリエーションが存在します。
しかし最近では騒音問題や人手不足により、その文化は急速に失われつつあります。日々の生活や街の風景が変わる中で、鐘の音は変わらない唯一の文化遺産です。
「お寺の鐘しらべ」では、梵鐘にまつわる文化や歴史を通して、鐘の魅力を発信しています。朝活やお仕事後のひとときに楽しめるプチ旅行の参考としてもご活用いただけます。
一緒に梵鐘を巡る旅に出かけましょう!